090130





震える脚を叱咤して、ただ前へと突き進む。
向かってくる敵を、倒す強さはないけれど。
振り下ろされる拳から、守れる強さもないけれど。
君の心を守りたい、想いの強さなら絶対に負けない。
ふざけ合って、笑い合って、泣き合ったかけがえのない日々。
繰り返す毎日はこれからだって続いていくんだ。
こんなところで終わらせたりしない。
次ぎ会う時は陽の下で。
銀さんとそう約束した。
神楽ちゃんは僕が守る。
銀さんにそう約束した。
足手纏いだって君は怒ったけど、僕は僕に誓ったんだ。
神楽ちゃんをこんなところで終わらせたりしない。
その手を血に染めさせたりしない。
こんなところ早く抜け出して、銀さんに追いついて、敵なんかさっさと倒してまたバカみたいに万事屋で笑い合うんだ。
だから僕は君をいかせない。
この腕が千切れたって全力で君を止めるよ。
何の力もない僕だけど、絶対に君を守ってみせる。
帰っておいで神楽ちゃん。
戻っておいで神楽ちゃん。
誰よりも君が優しい事を僕らは知ってる。
だから。
ここに。
ここに。
僕らの元に。
帰ってきて。
戻って来て。

「神楽ちゃん!!!」