「湯気ゆら」の東ジャミーさん宅より奪取(笑)
いやもう好き過ぎてどうにかなりそうです。
この漫画が更新されていて、読んだその日にぶわーっと脳内に溢れた駄文(しかも状況捏造)を書きなぐって送りつけてしまったんですが、菩薩のようなジャミーさんは私の愚行を笑って赦し、あまつさえご自分のサイトに飾ってくださいました。
その恩をあだで返すように私はこの素敵漫画を奪取してきたのでございます。
鬼畜の振舞いです。
でも倖せなので反省はしていません。
ざわめきの中の坂田のぽつんとした感じ、横顔、新八の優しく慈しむような眼差しとかとかとか!いろんな表現がとても秀逸で心の琴線にびしびし触れるのです。
あとなんといっても膝枕ちゅーです。
倖せ過ぎて堪りませんね。
ジャミーさん、わがまま聞いてくださってありがとうございましたv

蛇足ではありますが、もし私の駄文にご興味ありましたらずずずぃーと↓スクロール↓してくださいまし。

20100610  もんぺ







































言葉が声に。
声が音に。
耳に届く喧騒が、銀時の中で少しずつ意味のないものへと変わっていく。
自分の周りを取り巻く音の渦。
グルグルと巡るそれが鼓膜を滑ってぽつりと自分を弾き出す。
手酌の酒は味気なく、煽ってみても舌に苦い。
意味をなくした音の洪水がゆっくりと銀時を呑みこんでいく。
そっと息を吐いて。
銀時は立ち上がり静かに席を外した。
どちらかといえば多分、器用な方だと思う。
けれど時々、上手く人と繋がれない。
道を失くした迷子のように帰りかたがわからない。
障子を一枚隔てるとざわめきが少しだけ薄くなる。
夕風が頬に涼しかった。
「銀さん」
喧騒の隙間を縫って背後から声が届く。
それはいつも真っ直ぐに、間違える事無く銀時を呼んでくれる。
縁側に座った自分の隣、新八が小さな身体をごく自然に並ばせた。
「主役が抜け出してなにやってんですか」
見上げて、呆れたように言い募る。
「あいつらは飲んで騒げりゃなんだっていいんだって、それに……」
「?」
「新ちゃん、お酌してくんねぇからつまんねぇし」
「……我が侭」
「いーまーさーらー」
ぽすんと、隣の膝に頭を載せた。
「……甘えん坊」
「新ちゃんにだけよ?」
見上げれば、頬が染まる。
「ばか」
口元は拗ねるけれど。
「銀さん……」
声が許してくれるのがわかる。
「ん?」
頭に添えられた新八の手があやす様に髪を撫でた。
「お帰りなさい」
慈しむように降り注ぐ眼差しは銀時の、道標。
「……ただいま」
新八の存在は闇を照らす導のようにいつだって銀時の中で光っている。
そこが自分の帰る場所だと教えてくれる。
「お帰りのちゅーは?」
甘えるように請えば新八は、一瞬目を見張りすぐに微笑む。
「そんなの」
丸い頭に伸ばした手の平。
それを銀時が引き寄せる前に。
「したいに決まってんでしょ」
新八の唇が降ってきた。
触れるだけの優しい温もり。
心も身体も声すらも。
新八の全ては銀時に甘い。
甘くて甘くて堪らなくて。
酒よりも遥かに心地よく身体を巡る新八を、銀時はまるで酔うように感じていた。





ジャミーさんの漫画を読んで感じた素敵な世界観をぶち壊していたらすみません;